10月1日(金) 6年生が平和学習を行いました。
2021年10月1日 16時38分6年生が楽しみにしている修学旅行が近づいてきました。行き先は広島。その広島で、76年前にどのようなことが起こったのか、修学旅行を通して学びに行きます。
今日は、修学旅行での学びを深めるために、講師の荒井宏子先生(元西条市人権擁護委員協議会会長)と3名の人権擁護委員さんにお越しいただき、平和学習を行いました。
学習会は、代表児童の「歓迎の言葉」で始まりました。
広島市ご出身の荒井先生は、1945年の夏にお母さまが体験されたことを中心にお話をしてくださいました。荒井先生のエネルギッシュで時折ユーモアをはさまれたお話に、6年生はぐいぐい引き込まれていきました。
荒井先生の問い掛けを受け、真剣に話し合い、たくさんの人が発表しました。
荒井先生は、被爆による白血病で亡くなった佐々木禎子さんとその友達のことを記した絵本 "Trusting the Paper Crane ~The story of Sadako and her friends~ "(「おりづるにのって~サダコと子どもたちの物語~」)を読んでくださいました。
戦争が起こると、様々な権利を制約されたり、否定されたりします。さらに最も基本的な人権の一つである、生存する権利さえも脅かされます。こうした意味で、「戦争は最大の人権侵害」であると言えます。
6年生は、今日の学習会で、戦争の悲惨さや平和の尊さについて改めて学ぶことができました。再来週の修学旅行で、更に深めてきます。
代表児童の「お礼の言葉」と荒井先生への大きな拍手で学習会は終わりました。
荒井先生、そして、人権を守ることの大切さを教えてくださった3名の人権擁護委員さん、本当にありがとうございました。