５時間目に、「ヴァイオリンを聴きたい子寄っといday ♪」として、プロのヴァイオリニスト・中西弾さんが

おいでてくださいました。中西さんは福岡県のご出身で、今回は西条市の学校や施設で演奏するためにわざわざ

お越しくださいました。今日は音楽室で、４年生が中心になって聴きました。開会の言葉を述べた後、いよいよ

中西さんが登場しました。始めに、ご自身が作曲した２曲を披露してくださいました。

　その後、自己紹介や質問タイムを交えながら演奏してくれました。４年生が休憩している間に、６年生の教室を

回って弾いてくれました。その音色を聴いた５年生が６年生の教室前廊下に集まってきて、そこでも演奏してくれ

ました。すると６年生も教室から出てきて、廊下がミニコンサート場のようになっていました。

　４年生の休憩が終わり、後半は「感じて楽しむタイム」です。代表の４人に、実際にヴァイオリンを弾かせて

くれました。ヴァイオリンはあごに挟んで弾くため、音を体で感じることができるそうです。４人はとてもいい

表情で楽しそうに弾いていましたが、聴いている子どもたちも楽しく盛り上がりました。

　フィナーレは映画「アラジン」のテーマ曲です。子どもたちも大喜びでした。しかし子どもたちのアンコール

がすごかったので、最後に「情熱大陸」を弾いてくれました。子どもたちもノリノリで盛り上がりました。

　終わりに全員でお礼を言って、閉会の言葉で演奏会を閉じました。

　ほとんどの子どもが、生でヴァイオリンを聴くのは初めてでした。しかもプロのすばらしい演奏を、こんなに

間近で聴く機会は二度とないでしょう。貴重な体験になりました。中西さん、本当にありがとうございました。