61日目
2023年11月30日 13時55分12月になりました。17日間の授業日です。さあ、ラストスパートです。引き続き、丹原小学校の教育活動にご支援とご協力をお願いいたします。
以下、学校だより(12月号)の巻頭言です。
将来につながる今の頑張り 校長 平塚 誠二
早いもので、今年度の3分の2の月日が過ぎました。報道では、暖冬と言われてはいますが、一気に寒さが増したようにも感じます。1年の疲れもたまり体調を崩しやすい時期ですので、お互い気を付けたいものです。
私は、教師になって30年以上になりますが、これまでずっと「一生懸命頑張る子どもの姿はいいなあ。」と思ってきました。その子どもの努力の過程を知っていれば、その思いは一段と強くなります。「本気でがんばれば たいていのことができる 本気でがんばれば 何でもおもしろい 本気でがんばっていると だれかが助けてくれる」私の好きな「本気」という詩です。教師として、何かを一生懸命頑張っている子どもの、その過程に関われることは何よりの喜びです。
11月もいろいろな行事がありました。全校児童が参加する「丹原っ子フェスティバル」。1年生にとっては、小学校生活初めて、6年生にとっては小学校生活最後の発表会でした。どの学年も、限られた期間で道具を準備したり、台詞を覚えたり、全員で合わせたりと、子どもも教師も本当に一生懸命でした。その過程があったからこそ、本番は、見ているたくさんの方々に伝わる感動がありました。
陸上では、市内大会で上位入賞した6名の児童が県大会に参加しました。気温が低く、雨も降り始めるというコンディションの中で、懸命に競技に向き合う姿に感動しました。
小学校音楽フェスティバルには、5年生が参加しました。合唱は、歌詞の内容と美しい歌声が観客の心に響きました。合奏は、難しい曲にチャレンジし見事な演奏を披露しました。終わった後の子どもたちの清々しい表情が印象的でした。
「文化芸術による子供の育成事業」では、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、児童作詞作曲の「せんだんの木は見ている」や「校歌」を全校合唱しました。これまで各学級で頑張ってきた成果を披露し、何とも言えない感動と充実感を味わいました。
休み時間の廊下には、九九暗唱の合格をもらおうと列を作る2年生の姿があります。運動場では、1月の校内持久走大会に向けてトラックを走る姿や縄跳びを頑張る姿。校内を回っていると、授業中、先生の話を一生懸命聞いて、自分の学力を高めようと頑張る姿。掃除の時間、黙って一生懸命動く姿などなど。
今、目の前で頑張っている一つ一つのことの積み重ねが、将来なりたい自分を目指す時の壁を乗り越える力につながってくれると信じています。