校長講話

2020年2月27日 17時37分

 今日の清掃後の「せんだんタイム」は、校長講話でした。校長先生はプレゼンテーションソフトを使って、

「思いやりの連鎖」という題で、主人公の「わくたさん」が描いた漫画を使って話してくれました。

 イラストレーターの「わくたさん」が電車に乗っていると、目の不自由な人が乗ってきました。すぐに目の

前に座っていた女性が席を譲りました。その人が降りる駅は、偶然和久田さんと同じ駅でした。わくたさんが

声を掛けると、乗り換えをするそうです。わくたさんはその人の手を引いて、乗り換えの電車へ連れて行きま

した。電車に乗って見回しましたが、席が空いていません。近くのおじさんに聞いてみると、周りを見回して、

「空いてませんね」と言いました。すると、それを聞いていたカップルが「どうぞ」と席を譲ってくれました。

おじさんは、わくたさんがその電車に乗らないことを察すると、案内役を代わってくれました。わくたさんは、

みんなを乗せた電車を見送りながら、「めちゃ連鎖」・「すごい連鎖」と感動するのでした。最後に校長先生

は、行動することの大切さ、思いはあっても行動しなければ何も思わないのと同じだ、と話されました。

 

 このお話を聞いて、児童は感想を伝え合いました。集会の進行は、運営委員会の人が務めてくれます。

 各学級1名ずつが、代表して感想を発表しました。「私も体の不自由な人に会ったら助けたい。」「わくたさん

や助けた人ように、行動できる人になりたい。」「思いやりのある人になりたい。」などと感想を述べました。