1日目(その①)
2023年8月31日 10時03分【学校便り(9月号)】
9月1日、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。二学期のスタートです。
8月最後の日曜日には、暑い中たくさんの方々に奉仕作業にご参加いただき、校舎周辺が見違えるようにすっきりとしました。厚くお礼申し上げます。まだまだ暑い日が続きそうですので、引き続きご家庭と連携して熱中症予防を進めていきたいと思います。
さて、9月1日は「防災の日」でもあります。大正12年に関東大震災が発生した日ですが、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあります。災害が起こった時に家族が一緒にいるとは限りません。
これを機に、家族の集合場所や連絡方法を話し合ったり、災害伝言ダイヤル(171)を体験利用したりするなど、日ごろの対策を見直してみてはどうでしょうか。
6年生は、総合的な学習の時間に防災についても学習をしますが、防災を考えるとき、「自助」(自分で身を守る)、「共助」(協力して助け合う)という視点があります。「共助」のためには、普段の挨拶に始まり、いろいろな場面での交流を通しての地域のつながりが大切になります。
来年度からスタートする「コミュニティ・スクール(学校運営協議会を設置した学校)」は、そのつながりをつくる基盤となると考えます。平成29年に、法改正で、教育委員会による学校運営協議会の設置が努力義務となり、西条市は令和6年度より全小中学校で実施されます。
これからは、連携の在り方が、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域とともに学校づくりを進め地域を活性化させるという方向へと変わっていきます。
8月23日(水)の学校評議員会では、コミュニティ・スクールについても協議し、貴重なご意見をいただきました。今後は、学校運営協議会の在り方について協議するとともに、まずは、今よりも学校と地域の交流の場を広げる可能性を探りたいと思います。
具体的には、学校生活の大半を占める授業の補助、環境整備などにおいての「学校サポーター(仮称)」の募集です。公民館との連携の下、広く募りたいと思います。どのような場面で学校を支援していただきたいかを一覧にしていますので、ぜひ、お誘い合ってサポーターに登録していただければ幸いです。
評議員会では、一学期の学校教育についてのご意見もいただきました。二学期は、命を大切にする教育や人権・同和教育をより充実させていきたいと思います。
二学期もどうぞよろしくお願いいたします。
学校長